失敗しないアーロンチェア選びとは？

公開日： 2014/06/14 : 最終更新日：2014/08/04 日常生活

私は９社の職場を体験しました。中でも一番良いオフィス・チェアは Cisco Systems のアーロンチェア（赤坂移転の恩恵）でした。それ以前から注目の椅子ではありましたが、躊躇してました。自宅の椅子は、フル装備の A サイズ、ランバーサポート型、ダイヤル・ロック式の肘掛モデルを使ってます。アーロンチェアの種類は多種多様なので「買う！」と決めてからのモデル選定が大切です。後悔しないモデル選定の参考になれば幸甚です。現行モデルに留まらず、絶版モデルも踏襲しています。オークションにも良く出品されますからね。

【モデル/タイプ】

1.肘掛無しタイプ：肘掛が不要な人以外は選択しないでしょう。それに座面の高さしか調整できません。

2.肘掛部が固定のタイプ：これは肘掛部が上下・左右に動かないモデルなので、安くてもお薦めしません。後々、必ず不満がでます。オークションで安いモデルは、肘掛が稼動か否か要確認です。

3.腰のサポート有無：背面で腰をサポートする物の有・無で、有りは中期以降です。無しの前期タイプ（絶版）は、お薦めしません。また、オークションでもガクッと安くなってます。
　
4.腰のサポートが２種類：ランバーサポート型（中期/現行モデル）とポスチャーフィット型（後期/現行モデル）があります。ランバーサポート好き派も根強く、評価も高いようです。

5.肘掛の止め方が２種類：ダイヤル・ロック式（前期・中期）とレバー・ロック式（中期・後期）のモデルがあります。現行はレバーロック式だけです。よって、ランバーサポート・モデルでレバーロック式の物は現行モデルなので新しいという事です。オークションで見分ける際のポイントです。

6.サイズが A、B、C の３種類あります。

※ここまで色、メッシュ地、材質（ポリッシュ）等は、全く考慮していません。今までに発売されたパターンを掛け算すると･･･多過ぎて迷ってしまうでしょ？
以後は1～3を除外した、フル装備のアーロンチェアだけに焦点を当てます。その前に使って感じるメリットとデメリットのレビューを少々。

【メリット】
・サイズが豊富：A＝小さい、B＝普通、C＝大きい：同じデザインで３種類もサイズがある椅子はアーロンチェアだけです。
・デザインが優秀：肘掛が横から出ているモデルはアーロンチェアだけでしょう。
・肘掛の高さが自由設定：カチッ・カチッというノッチ・タイプではありません。
・肘掛が逸品：幅と厚さが絶妙で左右にも広がります。マウス操作で良さを実感します。
・前傾できる：椅子を前に引く時、座面が自然とお尻に付いてくる感じです。
・後方に倒れる：普通の機能ですが、回転レバーで硬さ調整ができます。
・座面：柔らかいメッシュでモモ・お尻が汗ばまない。（お尻に吹き出物の方、一考ですよ）
・背面：メッシュで通気性が良いです。腰のランバーサポートもフィットです。

【デメリット】
・座面：前後にスライドはしません。私は気にならない。
・座面：冬にメッシュは寒いが、座布団を置けば問題無しです。反対は不可ですから！
・座面：前のスポンジ部分は経年劣化でボロボロ崩れます。よって新しい程、良いです。
・肘掛：前後にスライドはしません。腕が長い私は＋３cm長さが欲しい。
・肘掛：レバーロック式はズレる事があるらしいが、ダイヤル・ロック式（絶版）で問題無し。
・ガキッ音：前傾レバーを固定（下）にしていると、大きなガキッ音が出ます。ちょっと不快なので前傾オン設定のままです。
・ランバーサポート：遅かれ・早やけれ左右が必ずヒビ割れします。事前に結束バンドで左右を絞めて予防するのがBestです。ポスチャーフィットなら、気にしなくて結構です。
・ガタつき：左右のガタが大きい気がします。個人的には、余り気にならない。
・ヘッド・レスト：設定がありません。他社製の物が出回ってますが壊れるようです。純正品が出れば検討したい。

【アーロンチェア結論】
1.フル装備のモデルで
2.ランバーサポート、次点でポスチャーフィット
3.肘掛はダイヤルサポートが望ましいが･･･絶版なのでレバーロック式
4.サイズ（A・B・C）は下記のサイズ表で、ご検討下さい。