アベノリスク
公開日:
:
最終更新日:2014/06/18
読書レビュー
★★★☆☆ 2013年7月3日が初版の植草一秀「アベノリスク」を読みました。安倍政権における7つのリスクを中心に書かれてます。260ページで文字も普通サイズ(小さくない)です。数日あれば一読できる本だと思います。
【7つのリスクとは】
・インフレ:庶民は物価高になっても安月給のまま
・大増税大不況:シロアリ退治が先でしょう!
・TPP:日本にとって百害あって一利なし!
・原発再稼動:核廃棄が貯まるものはクリーン・エネルギーではない
・完了腐敗:腐りきってます。
・改憲:解釈の違いだって?曲げてますよ!
・そして戦争・・・:これだけは回避して欲しいですね。特にアジア人同士は間抜けです。最長の800年周期で、今はアジアとヨーロッパの覇権が替る周期なのですから!
私はTPPとは何ぞや?と思って手にしました。簡単にTPPを抜粋すると「米国の米国による米国のための取り決め」で、日本にとっては百害有って一利無しとの事です。
万一締結されたら、もう箸の上げ下げまで米国から文句を言われそうです。
イメージは「もっと米国産の牛肉を喰え。車は左ハンドルでも規定の割合は買いなさい。外国人も雇用しなさい。生命保険は・・・」もう日本国の良さが剥ぎ取られそうです。よって、TPPの落とし処は、のらりくらりで合意に至らず有耶無耶が最良との結論です。その意味では2014年6月現在、未締結なのでノラクラ作戦は遂行中なのかな?
他に「アホノミクス」と揶揄している書も有りますが、否定する気は全く有りません。因みに読みません・・・私は読む気になれない著者なので。
※本気で日本のシロアリ退治をして欲しいですね?このままじゃギリシャ(国民の半分が公務員=天下り=腐りきっている)の二の舞になりそうです。また、日本が貿易赤字に成り下がったという事がどれだけの危機なのか?国民は認識しなければなりません。
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